2009年7月31日 10:41

ビタミンD不足が深刻化

Arch Intern Med 2009 Mar 23; 169:626.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19307527?dopt=Abstract

 

ビタミンD不足は、心血管疾患、癌および感染症のリスク上昇と関連している。19881994年と20012004年に収集されたNational Health and Nutrition Examination Surveyのデータから米国国民のビタミンD不足に関する傾向を調査した。結果、血清中25-hydroxyvitamin D25(OH)D)の値は、19881994年の30ng/mLから20012004年の24ng/mLに低下した。25(OH)D値が10ng/mL以下の割合は2%から6%に増加し、25(OH)D値が30ng/mL以上の人の割合が45%から23%にと大幅に低下した。これは、人種、年齢、性別にかかわらず低下した。ビタミンD不足によるサプリメントの補給についてはデータが不足しているため推奨されていない。