2015年2月11日 16:51
  

厚労省は1月9日、SGLT2阻害薬7製品の添付文書を改訂するよう、日本製薬団体連合会に通知した。同薬の副作用として脱水が41例報告され、うち18例は因果関係が否定できなかったことを受けた。 改訂では、慎重投与の項に「脱水を起こしやすい患者(血糖コントロールが極めて不良の患者、高齢者、利尿剤併用患者等)」を追記するとともに、重大な副作用として「脱水」を追加するよう指示。「脱水に引き続き脳梗塞を含む血栓・塞栓症等を発現した例が報告されているので、十分注意すること」などと明示するよう求めた。トホグリフロジン水和物を成分とする2製品には、重大な副作用として「腎盂腎炎」を追記することも求めた