閉経後に5年未満のホルモン補充療法を受けた女性では、卵巣がんリスクが40%上昇することが新たな研究で明らかにされた。研究を実施した英オックスフォード大学(イングランド)教授のSir Richard Peto氏は、「ホルモン療法の利用により、わずかながら確かな卵巣がんリスクがあることの根拠が得られた」と述べている。
SOURCES: Sir Richard Peto, F.R.S., professor of medical statistics and epidemiology, University of Oxford, England; Robert J. Morgan, M.D., professor of medical oncology, City of Hope Comprehensive Cancer Center, Duarte, Calif.; Feb. 13, 2015, The Lancet, online