麻薬性鎮痛薬の短期処方から長期乱用に至るリスクが最も高い患者について、米メイヨー・クリニック(ミネソタ州)のW. Michael Hooten氏らが調べている。その結果、さして意外な結果ではないが、「薬物乱用の既往がある人」「現喫煙者」「元喫煙者」では服用が長期化する可能性がかなり高いことがわかったという。 とりわけ問題となっている薬剤は、オキシコドン(商品名:オキシコンチン)、ヒドロコドン(Vicodin、国内未承認)、コデイン、メタドンなどのオピオイド系鎮痛薬だ。Hooten氏らは、2009年にこの種の鎮痛薬の1つを初めて短期処方された患者293人の転帰を追跡した。 More information There's more on abuse of opioid painkillers at the U.S. National Institute on Drug Abuse. SOURCE: Mayo Clinic, news release, July 7, 2015 |