2015年11月18日 16:37

<調査の概要>
2015年10月29日、東京都が平成26年度東京都福祉保健基礎調査「都民の健康と医療に関する実態と意識」の結果を報告。調査は満20歳以上の都内居住者を対象に行われ、6,403人 (男性46.8%、女性53.2%) から回答を得た。

<健康食品の使用状況>
健康食品の使用者は、毎日の使用が15.7%、使用歴のある者を含めると58.9%で、健康食品を使用している人の割合は男性に比べて女性で高かった。

また食生活・生活習慣改善意欲が十分にある人では健康食品の使用者が4割を超え、改善意欲がない人に比べて高い割合であった。

<健康食品の使用による体の不調等>
健康食品を使用した3,774人に、健康食品の使用に関する医師・薬剤師等への申告について聞いたところ、「医師・薬剤師等に伝えたことがある」の割合は、21.3%、「伝えたことはない」の割合は63.9%であった。

また、健康食品の使用によって「体の不調を感じたことがある」人の割合は4.2%で、その症状は「下痢・腹痛」が33.8%で最も多く、「発赤・発疹・体のかゆみ」、「吐き気・嘔吐」と続いた。

体の不調を感じた人のうち、その症状によって医療機関を受診したと回答したのは30.6%だった。

■関連情報
東京都ウェブページ→
「『都民の健康と医療に関する実態と意識』の結果 平成26年度東京都福祉保健基礎調査」
東京都福祉保健局ウェブページ→「東京都福祉保健基礎調査」
調査結果の概要→こちら