2016年5月16日 16:16
 ■タイトル
厚生労働省と大阪府が医薬品成分 (タダラフィル類似成分) を含む健康食品に注意喚起 (160411)

■注意喚起および勧告内容
2016年4月11日、厚生労働省と大阪府が医薬品成分 (タダラフィル類似成分) を含む健康食品「HSAキング」 (右記写真:大阪府報道発表より加工転載) に注意喚起。厚生労働省と大阪府は当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関または最寄りの保健所に相談するように勧告。

■解説
大阪府による平成27年度の健康食品買上調査によって判明した事例。強壮効果やダイエット効果を標榜している健康食品を購入して分析したところ、インターネットで通信販売されていた当該製品から医薬品成分であるホモタダラフィルが検出された。現在のところ、大阪府内において、当該製品との因果関係が疑われる健康被害は報告されていない。

■関連成分
タダラフィル (tadalafil)

日本では医薬品 (販売名:シアリス錠) の有効成分として承認。
【適応】勃起不全
【副作用】頭痛や消化不良。心臓疾患のある人では心臓麻痺や心臓突然死、狭心症、心臓発作などの重篤な症状を起こす可能性もある。
タダラフィルを成分とする医薬品は、狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げる可能性があるため併用しないよう警告。

■関連情報
厚生労働省ウェブページ (2016年4月11日) →
「医薬品成分を含有する健康食品の発見について」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」