2016年8月 7日 00:33

減量手術は脂肪組織の機能の改善と関連するが、その改善の一部は減量とは独立したものだとする研究結果が、「Obesity Review」6月8日電子版に掲載された。

米ミシガン大学のFrikke-Schmidt氏らは、脂肪組織における生理機能の変化が減量術後の代謝効果に及ぼす影響について調査した。その結果、減量術後の総脂肪量の大幅な減少に加えて、内臓脂肪から皮下脂肪へと脂肪分布が変化することが代謝の改善に好影響を及ぼしていた。

術後にはインスリンやカテコールアミンに制御される脂肪分解作用に対する感受性の改善や局所の脂肪性および全身性の炎症マーカーの低下が認められ、これらの一部は減量とは無関係であることがわかった。