米国栄養・食事療法学会(AND)のJim White氏は、「この結果は驚くべきものではない」と話し、加工肉には心疾患やがんとの関連が指摘されるナトリウムや硝酸塩が多量に含まれており、赤肉には飽和脂肪、コレステロール、余分なカロリーが多いと説明する。
一方、植物性蛋白質には抗酸化物質、ビタミンB群、オメガ3脂肪酸などが豊富で、比較的健康によいという。「赤肉を食べるのを止める必要はないが、もし週3回以上食べているなら、魚や鶏肉、植物性蛋白質に置き換えるとよい」と、同氏は勧めている。
本研究では、計13万1,000人超の対象者の食生活を最長30年間追跡した米国の大規模研究2件のデータを分析。1日の摂取カロリーのうち平均14%が動物性蛋白質、4%が植物性蛋白質だった。
興味深い点は、動物性蛋白質と死亡リスク増大に関連がみられたのは、肥満、過度の飲酒、喫煙、運動不足など、他にも不健康な生活習慣のある人に限られていたことである。その理由として、「食事パターンは健康な人と不健康な人で大きく異なり、特に蛋白質源とその摂取量において違いは顕著である。
不健康な生活をしている人ほど、赤肉や高脂肪の乳製品から蛋白質を摂取する傾向が高い」とSong氏は説明している。
卵と乳製品については一貫した結果が得られず、「赤肉よりは優れた蛋白質源だといえるが、魚や鶏肉には劣る」と同氏は述べている。この知見は、「JAMA Internal Medicine」オンライン版に8月1日掲載された。
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SOURCES: Mingyang Song, M.D., Sc.D., nutrition research fellow, Harvard T.H. Chan School of Public Health, Boston; Jim White, R.D., health fitness instructor, Virginia Beach, Va.; Aug. 1, 2016, JAMA Internal Medicine, online
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