2016年9月10日 20:48
 beauty girl indoors with e-cigarette

電子タバコについて患者に質問されたとき、どう答えるのが最良か―その答えは医師の間でいまだ一致していないことが、米スタンフォード大学予防研究センター(カリフォルニア)内科准教授のJudith Prochaska氏らの研究でわかった。研究論文は「American Journal of Preventive Medicine」オンライン版に8月26日掲載された。

Prochaska氏らは、従来のタバコと比べたときの電子タバコの安全性をさらに調べたいとしている。

研究では、電子タバコに関する医師と患者のオンラインディスカッション500件以上を分析した。患者の質問の約34%は、電子タバコの副作用および危険性に関するものであった。27%は全般的な安全性、19%は禁煙に電子タバコを使うことについてであった。

医師が取り上げた話題では、副作用と安全性が最も多かったが、ニコチン依存症に関する懸念を示す可能性も高かった。

患者の質問に対する医師の回答のうち、約半数は否定的であり、電子タバコのリスクに着目して使わないように勧めていた。回答の約20%は、電子タバコを禁煙ツールとして使うなど肯定的なものだった。特に禁煙について聞かれた場合、医師の54%は電子タバコをひとつの補助手段として挙げていた。

Prochaska氏は、「ただし、既存研究では電子タバコが禁煙に役立つことは示されておらず、より大規模な研究が求められる」と述べている。共著者の1人は医師に対し、たとえ電子タバコにリスクがあるとしても、断定的な言い方を避けて話すことを検討するように勧めている。


More information

The U.S. National Institute on Drug Abuse has more about electronic cigarettes.

SOURCE: Stanford University, news release, Aug. 26, 2016

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