2016年9月10日 21:34
いわゆる健康食品との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。
■症例
・61歳女性 (日本) が、慢性腰痛に対してグルコサミン、ヒアルロン酸、コンドロイチンを含む製剤を1年間以上摂取していたが、1ヶ月前より同3成分を含む別の製剤 (オウゴン、ペグアセンヤク抽出物を1日摂取量当たり250 mg含有) に変更したところ、2週間継続する発熱、呼吸困難を生じて入院。同製剤の摂取中止により改善、再摂取により発熱、呼吸困難を再発、再度の摂取中止と加療により回復した。臨床経過から、変更後の製剤に含まれていた副成分を原因とする薬剤性肺炎と診断された (2015355051) 。
・43歳男性 (アメリカ) が、幻聴、幻覚を生じ、その改善と痩身を目的にガルシニア・カンボジア、プロバイオティクス、「Brain Support」、「Brain Awake」、「Absorbmax」の5種類のサプリメント (朝鮮ニンジン、アセチル-L-カルニチン、ショウガ、ブドウ種子、緑茶、イチョウなどを含む) を摂取したところ、症状が悪化し、さらに異常行動、被害妄想、不眠、食欲減退を生じた。6ヶ月後に措置入院となり、摂取していたサプリメントの中止と加療により回復した (PMID:27247830) 。
・大腸がんの既往歴があり、高脂血症のためロスバスタチンを摂取していた69歳男性 (日本) が、「にんにく卵黄」1粒/日 (製品記載の摂取推奨量1~3粒/日) を約4年間摂取したところ、労作時の呼吸困難、乾性咳嗽を生じて医療機関を受診。投薬治療により一時的に軽快したが、退院後症状が再燃したため再入院し、当該製品および入院直前まで摂取していた医薬品の中止と加療により回復した。リンパ球刺激試験 (DLST) で当該製品に対して陽性を示したため、これを原因とする薬剤性肺障害と診断された (2016212245) 。
・月経前症候群に伴う症状の解消を目的に、通信販売により入手したむくみ改善と痩身を謳った健康茶 (ティーバッグ 1包/日) を5年間摂取していた32歳女性 (日本) が、嘔吐、倦怠感、筋力低下を繰り返した後、起立不能を訴え入院。低カリウム血性周期性四肢麻痺と診断され、腎機能障害が認められた。血中電解質濃度と矛盾する電解質排泄および尿中にフロセミドを検出したため、当該製品を検査した結果、フロセミド (90 mg/1包) を検出。摂取中止によって症状は軽快したが、腎機能障害が残った (PMID:14509222) 。
・10年前から常盤霊芝3000 (霊芝含有) 、ALFE (鉄含有) などの健康食品を摂取し、8年前にシェーグレン症候群と診断された71歳女性 (日本) が、咳嗽、発熱を生じて医療機関を受診し、肺炎と肝障害が認められたためすべての健康食品の摂取を中止したところ回復。感冒のため自己判断で常盤霊芝3000を再摂取したところ病状が悪化し、再度摂取を中止して加療により回復した。薬剤リンパ球刺激試験 (DLST) の結果、常盤霊芝3000が陽性を示したため、これを原因とする薬剤性肺炎と診断された (2015401309) 。
・粉ミルクのみを飲んでいた男児 (スペイン) が、皮膚炎を発症したために医師から食事を変えるように指示を受け、2.5ヶ月齢から混合食を始め、6ヶ月齢から11ヶ月齢の間、「EcoMil」製のアーモンドミルク、アーモンド粉末、ゴマ粉末に、少量の玄米、シリアル(玄米およびアワ)、乳酸菌製品「Lactosul GG」を添加した混合食を与えられていたところ、ビタミンC欠乏を原因とする、成長障害、神経過敏、大腿骨の骨折などを伴う壊血病を生じた。混合食を中止し、通常の食生活および加療により改善した (PMID:26783325) 。
・28歳の妊婦 (オーストラリア) が、妊娠前より妊娠第一期を含む6ヶ月間、アーユルベーダ製品を2粒/日、摂取していたところ、妊娠20週で胎児の肺、腎臓の発育不全が見つかり、出生2日後に呼吸不全により死亡した。アーユルベーダ製品による母親の鉛中毒が原因の発育不全と考えられた (PMID:26654614) 。
■症例
・61歳女性 (日本) が、慢性腰痛に対してグルコサミン、ヒアルロン酸、コンドロイチンを含む製剤を1年間以上摂取していたが、1ヶ月前より同3成分を含む別の製剤 (オウゴン、ペグアセンヤク抽出物を1日摂取量当たり250 mg含有) に変更したところ、2週間継続する発熱、呼吸困難を生じて入院。同製剤の摂取中止により改善、再摂取により発熱、呼吸困難を再発、再度の摂取中止と加療により回復した。臨床経過から、変更後の製剤に含まれていた副成分を原因とする薬剤性肺炎と診断された (2015355051) 。
・43歳男性 (アメリカ) が、幻聴、幻覚を生じ、その改善と痩身を目的にガルシニア・カンボジア、プロバイオティクス、「Brain Support」、「Brain Awake」、「Absorbmax」の5種類のサプリメント (朝鮮ニンジン、アセチル-L-カルニチン、ショウガ、ブドウ種子、緑茶、イチョウなどを含む) を摂取したところ、症状が悪化し、さらに異常行動、被害妄想、不眠、食欲減退を生じた。6ヶ月後に措置入院となり、摂取していたサプリメントの中止と加療により回復した (PMID:27247830) 。
・大腸がんの既往歴があり、高脂血症のためロスバスタチンを摂取していた69歳男性 (日本) が、「にんにく卵黄」1粒/日 (製品記載の摂取推奨量1~3粒/日) を約4年間摂取したところ、労作時の呼吸困難、乾性咳嗽を生じて医療機関を受診。投薬治療により一時的に軽快したが、退院後症状が再燃したため再入院し、当該製品および入院直前まで摂取していた医薬品の中止と加療により回復した。リンパ球刺激試験 (DLST) で当該製品に対して陽性を示したため、これを原因とする薬剤性肺障害と診断された (2016212245) 。
・月経前症候群に伴う症状の解消を目的に、通信販売により入手したむくみ改善と痩身を謳った健康茶 (ティーバッグ 1包/日) を5年間摂取していた32歳女性 (日本) が、嘔吐、倦怠感、筋力低下を繰り返した後、起立不能を訴え入院。低カリウム血性周期性四肢麻痺と診断され、腎機能障害が認められた。血中電解質濃度と矛盾する電解質排泄および尿中にフロセミドを検出したため、当該製品を検査した結果、フロセミド (90 mg/1包) を検出。摂取中止によって症状は軽快したが、腎機能障害が残った (PMID:14509222) 。
・10年前から常盤霊芝3000 (霊芝含有) 、ALFE (鉄含有) などの健康食品を摂取し、8年前にシェーグレン症候群と診断された71歳女性 (日本) が、咳嗽、発熱を生じて医療機関を受診し、肺炎と肝障害が認められたためすべての健康食品の摂取を中止したところ回復。感冒のため自己判断で常盤霊芝3000を再摂取したところ病状が悪化し、再度摂取を中止して加療により回復した。薬剤リンパ球刺激試験 (DLST) の結果、常盤霊芝3000が陽性を示したため、これを原因とする薬剤性肺炎と診断された (2015401309) 。
・粉ミルクのみを飲んでいた男児 (スペイン) が、皮膚炎を発症したために医師から食事を変えるように指示を受け、2.5ヶ月齢から混合食を始め、6ヶ月齢から11ヶ月齢の間、「EcoMil」製のアーモンドミルク、アーモンド粉末、ゴマ粉末に、少量の玄米、シリアル(玄米およびアワ)、乳酸菌製品「Lactosul GG」を添加した混合食を与えられていたところ、ビタミンC欠乏を原因とする、成長障害、神経過敏、大腿骨の骨折などを伴う壊血病を生じた。混合食を中止し、通常の食生活および加療により改善した (PMID:26783325) 。
・28歳の妊婦 (オーストラリア) が、妊娠前より妊娠第一期を含む6ヶ月間、アーユルベーダ製品を2粒/日、摂取していたところ、妊娠20週で胎児の肺、腎臓の発育不全が見つかり、出生2日後に呼吸不全により死亡した。アーユルベーダ製品による母親の鉛中毒が原因の発育不全と考えられた (PMID:26654614) 。