2017年2月20日 13:26
 

■タイトル
シンガポールHSAがメトキシブフォテニンを含むアーユルベーダ製品に注意喚起 (170201)

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■注意喚起および勧告内容
2017年1月20日、シンガポールHSA (Health Science Authority) がメトキシブフォテニンを含む製品「Kottakkal Dasamulakatutrayadi Kashayam」 (右記写真:シンガポールHSAウェブページより加工転載) に注意喚起。

■解説
小売店で販売されていた当該製品を検査したところ、メトキシブフォテニン (Methoxybufotenine) が検出された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。

■関連成分
ブフォテニン

ヒキガエルの皮膚分泌腺や、ある種のキノコに含まれている成分で、構造は生理活性アミンであるセロトニンに似ており、副作用としては幻覚や悪心、嘔吐、血管痛などが報告されている。類似化合物としてマジックマッシュルームに含まれるサイロシンやセイロシビンなどがある。

■関連情報
シンガポールHSAウェブページ (2017年1月20日、英語) →
「Kottakkal Dasamulakatutrayadi Kashayam」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」