2018年1月21日 16:55
厚生労働省が19日に公表した第2期全国医療費適正化計画(2012~2017年度)の進捗状況によると、特定健康診査と特定保健指導の実施率は2008年度以降、徐々に上昇しているものの2015年度も目標達成は難しいことが分かった。
2015年度の特定健診の実施率は50.1%(前年度比1.5ポイント増)、保健指導の実施率は17.5%(同0.3ポイント減)と目標値(各70%、45%)には届かなかった。
また、メタボリック症候群の該当者とその予備軍の減少率(2008年度比)は2.74%(同0.44ポイント減)であった。なお、平均在院日数の短縮(27.9日、目標値28.6日)は目標を達成し、実績医療費は42兆3644億円(前年度比1兆5573億円増)であった。