こんばんは。
温かかったり寒かったりと気温の変化が激しい日が続きますが、お変わりありませんか?
先週、雨の2日間、パシフィコ横浜で行われた「統合医療展2008」に行って参りました。
今年の講演や展示で多かったテーマは「特定保健指導」「メタボ」「高濃度ビタミンC点滴」でした。4月からスタートする特定保健指導をふまえ、支援者に薬剤師も加えられましたが、指導では「食事指導」「運動指導」で改善されないまたは両指導が上手くいかないときは、「サプリメント」の利用が考えられていますので、支援者らがどのように連携をとり予防システムを確立していくかがKEYポイントになります。
展示では、メタボ対策用のサプリメントとして、EPA・DHA・DPA関係、食物繊維(αシクロデキストリン)など様々な素材が紹介されていました。
また、商品化するときの製造過程において、様々な素材とコンビネーションさせるときに、その素材の安定性を考えずに高温度で製品化してしまい、有効性がなくなっている可能性も考えられることを改めて考えさせられました。薬剤師が安全な有効性のある商品を選択する場合、その素材だけに目をむけるのではなく、製造過程もチェックしなければなりませんね。
高濃度ビタミンC点滴は、昨年あたりから耳にすることが多くなりました。1回60~100グラムのビタミンCを点滴するガン治療の一つで、2005年にNIH、FDAの科学者らがガンに対する有効性、副作用のないガン治療と発表したことをで、日本でもガンのクリニックなどで始められた方法です。こんな大量のビタミンCを体内に入れて害がないのかどうか、これから私も調べてみたいと思います。
MSA認定講座でもブースを出していましたが、多くの医師や薬剤師の先生方がブース内にて興味をもって教材を見て行かれたようです。