地震に大雨・・・地球が歪んできているということなのでしょうか! 今朝の地震はたしかに怖かった・・・^^;
MSAと言えば、今月から会員向けe-Newsが発行されていますね☆
コクランから緑茶のガン予防効果の論文が出ていましたが、
レビューの結果
「肝癌、乳癌および前立腺癌については緑茶による予防効果がある程度認められたものの、膀胱癌リスクは逆に増大する可能性が示唆された。食道癌、大腸癌、膵癌など消化管の癌では一致する結果が得られず、肺癌、膵癌、大腸癌の予防効果については限定された証拠しか認められなかったとしている」
ということで、緑茶の抗がん作用については未だ論争中であり、今後、さらなる研究が必要であるが、いずれにせよ、適量の緑茶は安全な飲み物であるとしています。
また、ビタミンDについても、ホットな情報ですね。今や、救世主的な扱いのビタミンD!!! 栄養学会やガン学会での話題の成分です。
ということで、次回発行されるe-Newsを楽しみにしています♪
私のほうでは、秋冬の東京理科大学生涯学習センターの講座の申し込みが始まりました。
今回は、3講座です。
「サプリメントを選ぶときの知っておきたいポイント」講座 そのほか
「女性のためのサプリメント講座」「男性のためのサプリメント講座」です。
今回もどのような出会いがあるか楽しみにしております!
先週末、笹川記念会館で行われた『国際統合医療ワークショップ~米国統合医療におけるガン治療を学ぶ』に参加してきました。
統合医療に興味のある医師の会なので、薬剤師はあまり参加されていなかったのではと思います。
私は、ガン患者さんのカウンセリングをしている立場上、このような題名のワークショップには弱いのですよね・・参加しちゃいました。
今回のメインは、ニューヨークで補完医療センターをされているマイケルBシャクター先生で、
「ガン患者のための体内浄化とⅣ治療」
「食事とサプリメントによるガン患者のための栄養サポート」
でした。
私たち医療従事者がガン治療といえば、「手術」「化学療法」「放射線」ですが、これだけでは、患者さんのQOLは高くならないことを、接しながら思っている方も多いはず。
アメリカの病院の37%が統合医療を提供し、「Best Hospital」に選ばれるトップ19すべての病院は統合医療を提供している現実。
どんな医療を提供するのかといえば、、
「栄養相談・サプリメント」「心身療法」「リラクセーション」「バイオフィードバック」「誘導イメージ療法」「指圧」「音楽療法」「内省的リスニング」「エネルギー療法」「リフレクソロジー」「アロマセラピー」「鍼灸」などです。
なぜ統合医療を取り入れるのかと言うと、「患者の要求」が高いから。「有効だから」「病院の使命だから」ということ。
なるほど、アメリカは、患者中心の治療が進んできたということなんですね。
さて、シャクター先生の講義では、
ガン治療で「体内浄化」つまり、腸内洗浄やキレーションについて
現代人の悪環境、化学変異原物質や放射線の曝露、植物性栄養成分の接取不足による遺伝子変異について
ガン患者が避けるべきものリスト
食事のガイダンスについて
サプリメントについては、化学療法中も抗酸化作用のものOKと言っておられましたね。
日本にも、このような病院が増えていくのでしょうか・・・・?
昨日、無事に第3回メディカルサプリメントフォーラムが終了しました。
今年は、大使館の修繕工事も終わっていたので、4階会場は緑に包まれた明るい雰囲気で、気がいいなぁ~~という皆様のお声がありました。年に1回のカナダ大使館はやっぱり特別な会場・・・外国の雰囲気が出まくりです。(トイレがまた、、、すごいきれいで!)
さてフォーラムですが、カナダ大使館の1等書記官のジェイソンさんからはじまり、NHP理事長のあいさつ、寺尾先生の講演と続きました。
寺尾先生は、有機化学の専門家ですから、サプリを製造する上での合成の注意点など(アミノ酸配合するときの注意点や温度設定など)の専門的なお話でした。特に、プロポリス(脂溶性)を水に溶かすことに成功したと報告した会社のあとに寺尾先生の有機合成の話をして、有効性をなくしていることを指摘した・・などおもしろかったですね。プロポリスって、1つの製品のように扱われていますが、中国(日本)産、ブラジル産、ニュージーランド産では成分内容が全く異なる別製品だということも、お話しされていました。寺尾先生から、メディカルサプリメントアドバイザーに期待することとして、こういう製造過程にも目を向けて、勉強してくださいということでした。
たしかに・・・・・
有機合成、大学以来、ご無沙汰・・・。でも、この世の中、不安定な有効と言われる素材ってたくさんあるし、メーカーはこれも「流行っている」「入っているとイメージがいい」となんでも組み合わせがちですが、有機屋さんから見るとナンセンスなものが多いってことですね。
もっと知りたい!
2題目の私の講演は、「カナダでのNHP規制、ラベル表示」「ナセラでの実際のカウンセリング方法」を話しました。
いただいた時間は30分。今までで最短・・・どれだけ伝えられるか不安だったのですが、講演後、実際の現場でのカウンセリング、サプリ販売のヒントになったと先生方からのお言葉。よかった~~~
カナダ大使館の方からも、話がよかったと・・・そうでしょ~~~、カナダの製品、説明しましたもの。(笑)
3題目、東京女子医大の大野先生からは、補完代替療法のこと、エビデンスが重要と言っても、まだまだないのが現状。個人の体感もエビデンスの一つだということ、実際、乳清たんぱくを飲んでいたリュウマチ患者さんが一時的にやめてみたら、痛みが増強し、また始めたら痛みが緩和した症例などを聞いて、私も参考になりました。
またトクホの臨床試験で、効果発現は開始後1~2か月で出てくるということで、サプリの経過観察の指標も聞けてよかたです。
写真はのちほどアップします。
参加した皆様、お疲れ様でした!
雨続きのこの頃ですが、いかがお過ごしですか?
こんなじめじめする季節には、ペパーミントがおすすめですね。ナセラではペパーミント・ティートリー・レモンの精油を芳香浴で使用しています。
私のハーブティーもペパーミントにルイボスやローズヒップをブレンドしたもの。すっきりします。
東京理科大の「ガン講座」も無事に終了し、受講者アンケート結果もいただきました。8割の方に受講して「非常にためになった」「ためになった」と、2割の方に「まずます」とご回答いただきました。
毎回、アンケートというのは、受講者の生の反応を聞けるし、次回の参考になるので、大変いいものだと思います。一方的では、進歩がないですから。前回、少々聞きづらかったとのお声から、今回は半数以上の方が50代以降だったので、ゆっくりお話をするように心がけてみました。受講者のみなさま、ありがとうございました。
来期の秋冬の講座でも、内容を変えて3講座を予定しておりますので、お楽しみに♪
薬剤師の先生方には、厚生労働省のガン予防研究班のサイトが参考になると思います。地域の患者さま方の教育にお役立てください。
芍薬(シャクヤク)をいただきました♪
大輪の花を咲かせ、いい匂い。。。Cocoも興味津津です。
先週、中央労働災害防止協会の心理相談専門研修に参加してきました。
看護師さんや保健師さん、産業カウンセラーさんたちが多く受講するメンタルヘルスの講座です。この講座、すごく人気が高いのか、東京研修はいつもキャンセル待ち・・・
私は、お仕事上、患者さんの悩みを聞くことが多いので、参加してきました。
THPとは、トータルヘルスプロモーション・プランの略で、昭和63年から厚生労働省が働く人の健康の保持増進のために推奨されているものです。働く人=企業ということで、中央労働災害防止協会の会長は御手洗富士夫さんなんです。
今回の研修で、一番役に立ちそうなことは、「自律訓練法」。
自律訓練法とは、1932年にドイツの精神科医シュルツ(Schultz,J.H.)によって創始された自己催眠法であり、治療技法である。ストレス緩和、心身症、神経症などに効果があるリラクセーション法です。
緩和ケアでも使用されており、患者さんのセルフケアとして使えそうでした。
それにしても、今回の研修で、企業内で起こっている様々な問題点を聞きました。リストラに過重労働・・・自殺・・・日本人は、世界的に見ても自殺者が多く、その数は、交通事故死よりはるかに多いのですね。産業医、産業看護師はいるのに、なぜ産業薬剤師はいないのだろう???そんな疑問も持ちました。
企業内に薬剤師がいたら、それこそOTCやサプリ、ハーブ、アロマなどの引き出しを使って、メンタルケアにも役立てられるのではないかと・・・
ということで、研修で、大手企業勤務の人たちとお話できて、新鮮な気持ちになりました♪