10月27日、第1回日本サプリメント学術集会が行われます。
更年期と加齢のヘルスケア学会との合同学術集会で、今回はとても面白そうなシンポジウムがたくさんです。
特に、、「サプリメント臨床応用の立場から」と題するシンポジウムでは、東海大学医学部抗加齢ドック教授の久保明先生(座長)、慶應義塾大学薬学部・生涯教育センターの藤本和子先生、湖聖会銀座医院の竹田義彦先生が担当されます。
藤本先生は、処方箋の服薬指導の時に行うサプリメントのヒアリングなどの現状を踏まえながら、サプリメントアドバイザーとしての薬剤師の役割と可能性についてお話しされるようです。
藤本先生は、メディカルサプリメントアドバイザー認定も受けられています。
私はこの学会では、サプリメントアドバイザー研修会の講師をいつもさせていただいていますが、
勉強熱心なアドバイザーの方々ばかりです。
ご興味のある方は、こちら。
10月に入り、やっと涼しくなってきたようです。
今年の異常な暑さで、勉強のほうも進まなかった・・・なんていう先生方も多いのではないでしょうか。
私もそんな一人!
10月に入り、これから始まる東京理科大生涯学習や、某大手スポーツクラブのお仕事、アロマセラピーのE-ラーニングの監修、そして12月の第一ホテル東京シーフォートのナチュラル健美食の企画など、本格的に頭を動かさなければいけない時期になりました!
今週は、東京理科大学のほうで『サプリメント基礎講座』があります。
若干、空きがあるようです。お問い合わせは、こちらにお願いします。http://www.sut.ac.jp/manabi/
それから、先週末には『ナチュラル健美食』の試食会議がありました。
今回は、クリスマスシーズンの12月11日土曜日(夜)にイベントが行われます。
詳しくは、後日ホテルのHPに告知されますので、またお知らせしたいと思います。
今回も冬ならではの、ほっこり、びっくり素材をセレクトしてあります!!!
シェフのこだわり食材もありますので、さらに満足していただけると思います♪
お腹がいっぱいになってしまうかもしれませんが・・・ベイサイドの素晴らしい夜景を見ながらのお食事は最高です☆
ご家族、ご友人とぜひお越しくださいませ♪
『8月25日、日本医師会定例記者会見において、原中勝征・日本医師会長ならびに高久文麿・日本医学会会長は、24日に金澤一郎・日本学術会議会長が発表した『「ホメオパシー」についての会長談話』に全面的に賛成するとの見解を公表した。日医・日本医学会会長が連名で見解を出すのは「極めて異例」とのこと。
金澤氏の会長談話は、ホメオパシーを「科学の無視」「荒唐無稽」指摘し、「ホメオパシーに頼ることによって、確実で有効な治療を受ける機会を逸する可能性があることが大きな問題であり、時には命にかかわる事態も起こりかねない」「ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されており、それを『治療効果がある』として治療に使用することは厳に慎むべき行為」とするもの。原中氏は、「これだけ科学が発達した世の中で、全く根拠のないことが新興宗教のような広がりを示すことに、非常に危機感を持たざるを得ない」と述べた。』
先日から問題になっている「乳児にビタミンKを投与させず、レメディを与えた助産師」から、日本医師会のホメオパシー発言につながりました。
私は、5年ほど前に「日本ホメオパシー医学会の認定薬剤師」の資格に合格しました。
(現在は、更新単位が足りず脱退になりました)
受講した理由は、
当時、代替医療のなかでホメオパシーという療法は、社会的な流れ(民間レベルで流行りつつあり)があり、諸外国でも薬局でホメオパシーレメディが多く売られていた現状も知っていましたので、薬剤師として「口に入れるもの」に興味があったからです。
。その講義は、薬学部の物質的なものとは全く違い、レメディを覚えるとときに「ものがたり」を覚えるような、とても不思議な感じでした。
学会は多くの医師や獣医師、歯科医が中心で、薬剤師はほんの数名合格していました。
MSAの講座の中で、コラムでいくつかホメオパシーが取り上げられていますが、
これはあくまで、「こういた代替療法も世界中で使われていることを知る」ということだと思います。
患者さんが治癒をされていく段階で、「プラセボ効果でも良くなればいい」という考えと
「何が効いたのかはっきりさせたい」という考えの医療者&患者がいると思います。
正直、、、ホメオパシーは私は前者のほうかな・・・と思っています。
そして、日本の医療の中で、今、民間レベルの資格をかざし医療行為のようなことをしている人もいるのが問題になっています。そんな中での、この事件です。。。
やはり危惧していたことが起きてしまいました。
私たち、薬剤師は、ホメオパシーという内容を知ることで患者さんに啓蒙活動をしていかなくてはいけない立場と思います。
実際、私の患者さんの中で、民間でのホメオパシーを信じ、膵臓がんでしたが、マーカーが上がっているにも関わらず、素人のホメオパスはレメディの好転反応と言い続け、クリニックに来た時はどうしようもなく悪化している状況で、とても憤りを感じたこともありました。
でも、患者さんは言いました「私がそれを信じたので、くいはないんですよ」って。
びっくりしました。でも、そんなことがあってはならないと今でも思います。
特にガンなどの命にかかわる人に、ホメオパシーだけでどうにかしようってこと自体がありえないのですから・・・。
精神的なことから病気になる方はたくさんいるので、そんな人がこれに頼り、自分を元気づけられるのであれば、それはそれで、いいことと思いますが。
結論は当分出ないと思いますが、ホメオパシーレメディを使用している患者さんは多くいるので、エビデンスに基づいた医療がメインであることを私たち、薬剤師は伝えていきたいです。
先週末、大阪で行われた薬剤師認定セミナーが終了しました。
雨の中、50名ほどの薬剤師の先生方に来ていただき、ありがとうございました。
今回は、『サプリ&ハーブカウンセリングのノウハウ』という題でお話しさせていただきました。
患者さん目線から、サプリ&ハーブをどのように選択するのか、、、患者さんに知識を身につけていただく具体的なお話もさせていただきました。
わざわざ、広島から新幹線で来ていただいた先生、大学時代の同級生、お目にかかれてとても楽しい時間を過ごせました。
前日に関西入りしたので、京都もふらっと立ち寄れました♪
お昼に高台寺茶寮で、「鴨豆腐会席」をいただいてきました。寒い一日だったので、身体が温まり、湯豆腐とはまた違う魅力がありました☆
夜は、大阪で串カツをいただきました。ヒレ肉じゃなくて、ヘレ肉なんですよね!^^
さすが、くいだおれの大阪~~。東京より安くて、美味しい~~♪♪♪
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年にあたり、今年の目標は決められましたか?
薬剤師は、6年制教育のスタートをきっかけに、勉強熱が高まっているそうです。
1月号の日経DIの特集「取りたい資格、なりたい薬剤師」を読んでみてください。
薬剤師が今後取りたい資格の 『第4位に サプリメント関連資格』
将来なりたい薬剤師像の 『第8位に サプリやアロマなどの代替療法のスペシャリストになる 』が入っていました。
薬剤師というベースの知識のほかに、いろんな分野に興味を示すことって、とっても楽しいですよね。
この資格を取らねば!!でなく、学んで楽しいというのが、第2、第3の資格。
私も考えて、新しいことにチャレンジしようと思いました。
今年は、3月に大阪でメディカルプラネットさんとMSA合同のセミナー講師に呼ばれています。
大阪方面の講演は、久しぶりなので、楽しみにしています!
11月から年末にかけて、連載原稿や取材に追われMSAブログがなかなかアップできませんでしたが、今年から気持ちを新たにして頑張りたいと思います。
今年も皆様にとって素敵な一年になりますように☆