早いもので6月に入りました。
今年は、梅雨入りが遅く、比較的さわやかな日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしですか。
今週末は、「東邦大学薬学部生涯学習講座」で「クリニック内での統合医療薬剤師の役割」をお話しさせていただきます。
今回の講座は、専門の方が多く受講されているとのことで、お目にかかれるのが楽しみです。
私が、日々クリニック内で使っている参考書や患者向け資料などについてもお話しします。
さて、7月3日(土曜日) 午後1時~2時30分、葛飾区内在住・在学・在勤の方 80名を対象に
東京理科大学公開講座 「サプリメントを選ぶときのポイント」をおこないます。
詳しくは、http://www.city.katsushika.lg.jp/event/209/020988.html
こちらからお申し込みください。
MSA事務局から以下のお知らせがきていました。新聞には載っていない情報満載のサイトですので、これを機会にぜひ登録をお済ませください。
これはかなりお得な特典です!!!
『MSA認定講座の会員および受講者に限り、
Premecの会員年会費12,600円(税込み)が毎年無料になります。
会員・受講者メールからお申し込みください。』
お天気の良かった先週末の土曜日、母校の東邦大学の東邦大学薬用植物園一般公開でした。
薬学部の学生が中心となり、「薬草園」&「ハーブ園」を一般に公開し、説明していくイベントで、毎年この季節に行われています。
私が学生のときもあったと思うのですが、参加したこともなく・・・なんと今回初めてでした!
今回、午後の部 『ココロとカラダを癒すアロマとハーブ』というテーマで、私の後輩の塚本麻美さんと一緒で講演させていただきました。
塚本さんは、前のクリニックで同僚だった薬剤師さん。
薬局のなかでアロマを導入してきた経験をもつプロフェショナルです。(私も前のクリニック時代、塚本さんにアロマのことなどを教えていただいていました♪)
塚本さんの講演では、実際、いろいろな精油の香りを嗅ぎながら、アロマセラピーの効果や活用方法を詳しく説明されました。今やアロマは、年配の方もされるので、抗菌スプレーの作り方やマッサージ方法などに興味があったようです。
美容での効果も高いアロマは、女性には魅力的な分野なんです。
最近は、男性アロマもあって、東邦大学内のアロマ研究会は「男性学生」が立ち上げたというから、時代も変わりましたね!
++++++++++++++++++ お知らせです +++++++++++++
以前、第一ホテル東京内フレンチ アンシャンテで監修させていただいた
『ナチュラル健美食』が 第一ホテル東京シーフォートで復活することになりました。
イベント企画として復活する第一弾は、7月30日(金曜日)夜、70名限定で 「美肌をつくるメニュー」。
飯村シェフと私のコラボレーション。
こてこてフレンチが、こんなにもヘルシーで綺麗なプレートに盛り付けられている感動のナチュラルフレンチになっています♪
6月初旬には、詳細が発表されますので、よろしくお願いいたします。
4月から母校で東邦大学薬学部生涯学習講座が始まります。
薬剤師が取り組む植物療法
統合医療薬剤師をめざして!(詳しくは、こちらから)
相補・代替医療(CAM)・統合医療の発展に伴い、ハーブやアロマテラピーの活用やハーブサプリメン
トの服用をしている患者も増えてきました。植物療法について薬剤師が備えるべき知識や薬剤師が
活躍する現場での植物療法の現状や可能性について正確な情報をお伝えします。
東邦大学は、千葉県習志野市(最寄駅はJR津田沼・京成大久保)と都心から離れていますが、
薬草園やハーブガーデンも充実しており、
私が講師をさせていただく6月12日は、ハーブガーデンでの実習もあります。
新しく購入したリコーのカメラでいろんなハーブを撮ってきたいです♪
当日は、晴れますように!!!
私の担当は、「統合医療クリニックでの取り組み」です。
こんにちは。
私が勤務するところでは、医薬品とともにサプリメント、ハーブ、アロマセラピー、フラワーエッセンス、ホメオパシーを扱っている珍しい薬店だったため、このお仕事を始めてから薬剤師・薬学生向け雑誌に取材されたり、大学で講義することが多くありました。
それで、薬学生から「相談したい」「お話ししたい」とちょくちょく依頼されます。
・卒業したら留学したいがどうしたらいいか?
・卒業したら雇ってくれますか?
・アロマを臨床にいかしたい
・ハーブについてもっと学びたい
・卒後の進路をどうしようか迷っている。自然療法にはかかわっていきたい
などなど、真剣に卒業後の自分の薬剤師像を探っているようです。
先日お話しした学生さん3年生は、卒後の進路について不安があるということで、お話し伺いました。彼女は、3年生の間にアロマセラピー検定、ハーブ検定にチャレンジしており、自然療法に興味があるとのことでした。4年制6年制の狭間にあるため大学院に進むことは決めているようでした。大学の先生からは、この自然療法の領域は、「怪しい薬剤師」になる可能性もあるから気をつけてとアドバイスを受けていました。私も同じようなことを思います。日本では、ベースは西洋医学です。薬剤師はその中で「薬物療法のプロ」を期待されているのです。ただ、それをふまえた上で、医薬品ではカバーできない領域(予防医学やストレス軽減などの精神領域)をサプリやハーブ、アロマなどでフォローできる薬剤師もいて良いのでは?と思うのです。それを科学的根拠をもとにアドバイスできるのが、「怪しくない薬剤師」と思います。
よくホメオパシーは「何でも治る奇跡の薬」と思っている方がいます。全てのお薬を止めて、「このホメオパシーで治るから」と言われた患者さんで、「膠原病がさらに悪化した」「腫瘍マーカーが上がっているのに、好転反応だから大丈夫と放置された」などが現実で起こっているのです。
さて、彼女と話していたら意外な共通点がありました。
私が、サプリメントの勉強を始める前、薬剤師ヨーロッパ研修に参加したことがありました。6年前になりますが、イギリスで「ドラッグストアのブーツ」「病院見学」「自由時間にキューガーデン」、ドイツで「薬学部見学」「バイエル社見学」「ハイデルベルグ薬事博物館」「バーデンバーデンのスパ」、スイス、オーストリアで「APOTHEKE見学」、イタリア、フランスをまわるすごい旅行でした。
このアポテーカーのツアーに彼女も春休みを利用して行ってきたそうです。添乗員さんも同じでさらにびっくりしました。海外の薬局・自然療法に興味のある人にはとてもおすすめの研修旅行だと思います。私も、いろいろと勉強した後にこのツアーに参加していたら、むこうの薬剤師さんへの質問ももっと深くできなのになあと残念。いつかまた参加
したいです。彼女もこのツアーを通じて、伝統的にハーブやアロマを使用しているヨーロッパの文化に触れて、アメリカやカナダとはまた違った世界観をもったようでした。
私と話をして、彼女に理想としている薬剤師の未来を自分でつかむ希望が見つけられたらうれしいでし、素敵な薬剤師になってほしいです。
そして私も初心を忘れないように勉強したいです。
こんにちは、酒井美佐子です。
今週末、毎年参加させていただいている「東邦大学薬学部就職セミナー」に呼ばれて行って参りました。
薬学部3年生の主催でしたが、この学年が最後の4年制。これから2年間は、薬学部から卒業生が出ませんので、今年の就職の条件はとても良いそうです。
現に、ここの3年生のみなさんも、ほぼ就職は決まっているそうです。
ココ何年間かは、就職氷河期なんてなさそうですね。
今回も、薬学部の教授の先生方ともお話しさせていただきました。
前にも書きましたが、新薬学部棟が完成したので、これから、臨床薬学に力を入れていくらしいです。すばらしい、ガラス張りの模擬薬局やコンピュータールーム。
それから、東邦大学佐倉病院時代の3つ下の後輩にも10年以上ぶりに再会。
子育てと薬局のお仕事を両立していて、とっても頼もしい先生になっていました。
私が日経DIの連載などでメディカルサプリメントをやっていることを知り、「私もサプリメントの勉強しなければならないんだ!と思っています」という、心強いお言葉も♪
年月がこんなにたったのと、後輩がこんなに立派にお仕事していることに、感動したとても良い日でした。