先週末、日経DIの15周年イベントとして行われた「薬剤師塾」に参加しました。
講師の先生方は、日本メディカルシステムの笹嶋勝先生、どんぐり工房の菅野彊先生、杉山薬局の杉山正康先生、山口大学医学部附属病院薬剤部の古川裕之先生、くろしお薬局の川添哲嗣先生、ファルメディコの狭間研至先生、日本大学薬学部の泉澤恵先生が、30分ずつという短い時間での講演でした。
途中参加だったので、笹嶋先生、菅野先生のご講演は聴けませんでしたが、十分楽しめる内容でした。
短い時間内で、それぞれの先生が未来の薬剤師像をご自身のお考え、行政の方向性からお話してくださりました。
杉山先生、古川先生、川添先生、狭間先生、みなさん関西人。。。
ユーモアを交えてのトークは、芸能人。(スミマセン、、、特に古川先生のトークは大笑いでした!)
杉山先生からの薬剤師は勉強不足!というお言葉もあり、早速、先生の著書「薬の相互作用のしくみ」、およそ1万円もする高額な本ですが、購入しました♪
古川先生は、日経コラムでご一緒のページ古川裕之の「STOP!メディケーションエラー」に載っている先生ですが、やはりご本人にお会いすると親近感が勝手にわいちゃいますね。
鉄道ファンでいらっしゃるので、講演でもたくさんの鉄道の写真が出てきて、お上手でした。ameblo.jp/toritetsu-nikki/
川添先生は、日経DI-TV:川添哲嗣の「ケースで磨け!質問力」の先生です。患者さんへの情熱がすごい伝わる熱い先生でした。考えたことを、即行動していらっしゃるので、私ももっと頑張らないといけないなあ~と思いました。
狭間先生は、狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」で、やはりお隣のコラムでご一緒です。
実は、統合医療ビレッジ時代に狭間先生が見学に来られたことがあるので、大阪大学大学院時代の名刺が私のところにあるんです。(10年前かしら??)
そのころから、時代の先端を読まれている先生なのですね。ドクターでありながら、薬剤師業界に新しい風を送りこんでいるので、日本在宅薬学会http://jahcp.org/で、ご活躍です。
泉澤先生は、「OTCメディケーション」虎の巻で有名な日大の先生です。イギリスでのスイッチOTCの例から、今回、スイッチOTCで注目されているエパデールについても深く考えさせられました。
ネット販売解禁のニュースもホットですし、OTC分野はこれから見逃せません。
あいにく、先生方との名刺交換もできないままの帰宅になりましたが、次回お目にかかれたらぜひ、いろいろとお話させていただきたいです。
こういう会に行きますと、薬剤師&サプリメント・ハーブって、どうなっていくのだろう???と考えさせられますね・・・
日経DIのスタッフのみなさま、お疲れさまでした!
今年はじめてのブログ更新となりました。
1月は、ヨーロッパに行っていたり、そのあとにインフルエンザにかかったりと大忙しな月になってしまいました。
パリでは、ハーブ薬局を訪れる計画だったのですが、あまりの高熱で断念・・・。
せっかく楽しみにしていたのに、とても残念でした。来年も行く予定なので、次回は行けることを願っています。
さて、今年も第1回「メノポーズカウンセラー・サプリメントアドバイザー認定研修会」の講師をさせていただきます。
2月10日です。
昨年から呼んでいただいていますが、ものすごい受講数&女の人がたくさんの会。
自身がメノポーズで苦しんだり、周りの人が、、とか、医療関係者など、多業種の方々が集まるので、話をするほうも楽しみがたくさんです。
今回は、サプリメント総論のその役割、用い方、問題点、これからの考え方ということで、幅広くお話しようと思っています。
症例があるほうがわかりやすいので、私のクライアントさんの症例報告も。
メノポーズは女性が必ず通る道。
私も片足を突っ込んでいる年齢ですので、自分のことも含め、この分野にはとても興味があります♪
わたくし事ですが、
昨年の秋に社会人大学院を受験し、ただいま女子大学院生もしています。
若い学生さんと一緒に実習や授業を受けていますが、やはり脳細胞は衰えてる・・・反応が遅いですね・・・
それも仕方がないわね~~♪と思えるだけ、年齢を重ねている証拠なんでしょうね~~
今は、統計学的解析法の集中講義を受けていますが、内容が深まると論文を読む力がアップすることを実感しています!
専門のサプリ素材の研究も頑張らないと!!!
先日、日本大学薬学生涯教育講座第141回「最近のトピック」で、
医療現場からの報告-サプリメントと病態や医薬品との相互作用-という題名で講演させていただきました。
平日勤務の後、2時間講演にも関わらずご聴講いただきありがとうございました。
質疑応答から、薬剤師が現場でサプリメントと接する機会が増えていることを実感できた会となりました。
MPラーニングで監修させていただいた「アロマテラピー基礎講座」が開校になっています。
(MPラーニングは、医薬(Medicine)に係る仲間(pal)のためのWeb研修システムです。
認定薬剤師の対応eラーニングとして認可されております。
インターネットに接続できるパソコンさえあれば、 いつでもどこからでも研修を受けることができ、忙しい方々に生涯学習のツールとしてご利用頂けます。)
3回の講座で、薬剤師が知っていて損のない「アロマの基礎」を動画で学ぶことができます。
詳しくは、MPラーニングのHPをご覧ください。
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予告:10月15日(土曜日) 東京理科大学生涯学習センターにて
『女性のためのサプリ&ハーブ』のセミナー講師を(10時30分~12時 )担当します。
詳しくは→コチラ
「女性を元気にするための7つの習慣」を簡単にサプリメント、楽しくハーブを使う方法についてお話しさせていただきます。
7月4日、東京国際フォーラムでおこなわれた「日本統合医療普及推進協会が設立記念シンポジウム」。
鳩山前首相が来賓で挨拶がありました。
鳩山氏は、「今後は病気にならないようにする医療体制を構築することが大事」として、予防や健康増進を軸とした統合医療の重要性を訴え、また「統合医療を推進する議員連盟を、党内の勉強会から超党派の勉強会に発展させたい」と語りました。
私は、基調講演で「サプリメント外来の実践と今後の展望」というテーマでお話しさせていただきました。
当院では、サプリメント外来というシステムではなく、「チーム医療」のなかで、自然療法部ナセラという位置で、医師や看護師、その他のコメディカルと患者情報を共有する中で、
サプリメントの相互作用、副作用のチェック、正しい摂取方法の啓もう活動をおこなっていることを説明しました。
医師がサプリメントを扱い、指導し、処方し、フォローしていくのはある一部の医師にしかできないことも現実であり、
統合医療の中で、サプリメントを正しく使っていくためには、医師の右腕として医薬品にも長けた「薬剤師」の存在がこれから不可欠であることも。(まだまだ道のりは遠いですが・・・)
多くの方とお知り合いになれて、有意義な会となりました。