プロフィール
名前:酒井美佐子
平成4年東邦大学薬学部卒。東邦大学医療センター佐倉病院にて病棟臨床薬剤師として9年間勤務後、カナダアルバータ大学・アメリカコロラド州立大学病院統合医療センターの研修を経て、平成15年統合医療ビレッジ薬剤部長。平成20年4月よりビオセラクリニック薬剤部長。日本ホメオパシー医学会認定薬剤師。ハーバルセラピスト。
大学(東京薬科大学、東邦大学、城西国際大学)や薬剤師卒後教育講座、一般向け講座にて、薬剤師の立場からサプリメントやハーブの正しい摂取方法などの普及につとめる。
薬剤師向け雑誌「日経ドラッグインフォメーション」連載、「ファーマネクスト」(じほう)、「デトックス・ダイエット」(幻冬舎)著書、「3日で毒素排出」(イーストプレス)監修など。

23日(月曜日)日本武道館で行われた「サラ・ブライトマン」のコンサートへ行ってきました。

昨年は、北京オリンピックの開会式で「You and Me」を熱唱したイギリスのソプラノ歌手です。私が、彼女を知ったのは、学生時代にロンドンで「オペラ座の怪人」を見たときでした。あまりに心がぶるぶると震えて、泣きそうになるくらい感動したのを今でも覚えています♪

今回は、5年ぶりの来日というので、去年から心待ちにしていたコンサートでした。

歌声は、もちろん美しくて、ぐいぐい引き込まれ、衣裳がまた素敵!!ゴージャス&ファンシー。ヨーロッパのお城から抜け出たような美しさでした。

セットがはじめて見るタイプのもので、3Dで見せるようなことも。テーマが、地球や月、森、水だったので、「月の息子」を歌った時は、真中にサラ・ブライトマンで、ダンサーたちが周りをシンクロしているように見えるように踊るんですよね。なんか、不思議な世界でした。ファンタジーな世界♪

「オペラ座の怪人」はイタリアのテノール歌手アレッサンドロ・サフィーナとのデュエットだったのですよ。すごくダンディーなおじさまで、また声が同様にすばらしい~~。

2時間、時にうるうるしながら、時にじ~んとなりながら、癒されてきました。そういう気持ちになると、心がやすらぎますよね。

サプリとは、全然関係ないことだったのですが、まだ追加公演のチケットがあると聞いたので、お好きな方はぜひ~~~!!おすすめです。(年齢層の高いコンサートが、また落ち着きました 笑)

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2009年2月23日 22:14 | コメント(0) | トラックバック(0)

花粉症が気になる季節になりましたが、皆さんはどのような対策をとっていますか?

花粉に曝露しないのが、一番の予防法ですが、、、花粉症でない方はついつい忘れがちですよね。

私も、、幸い花粉症ではありませんので、アノつら~い症状は経験したことはありませんが、友人を見ていると、これは相当しんどそう ^^;; です。夜中に鼻が通らなくなるなんて、、想像したくありません・・・ふう・・・

そんな私ですが、2月16日発売の週刊現代(講談社)の最新花粉症のお役立ちグッズの中で、サプリメントについてのコメントをしました。

エビデンスレベルの少し高いバターバー(西洋フキ)のサプリメントと、エッセンシャルオイルのペパーミントとユーカリアラジアタの使い方のコメントです。

まだ発症していない方は、日頃から花粉を避け、腸内環境を整えて免疫力アップ&加工食品を食べすぎないように食事のバランスに気をつけよう・・・としか言えないのは、まだ発症原因がわかっていないからですが、やはり、気をつけよう~とマスクの日々が続きそうです!

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2009年2月16日 14:03 | コメント(2) | トラックバック(0)

緑茶の抽出(グリーンティーエキストラ)サプリメントは、ガン患者さん達が、ネットや口コミ、マルチ商品ですすめられることの多い成分の一つです。

しかし、多発性骨髄腫の治療薬である抗がん剤のボルテゾミブ(商品名:ベルケイド)との併用で、ボルテゾミブの効果が減弱してしまう研究が発表されました。 原文はこちらから

緑茶の抗酸化成分エピガロカテキン没食子酸塩(EGCG)には制がん作用の可能性があるといわれ、ミラクルハーブとされている。今回、研究によりダイレクトに抗がん剤bortezomibのプロテアソーム阻害作用を阻害することをin vitro及びin vivoで確認した。EGCGの作用はボロン酸塩基を含むプロテアソーム阻害剤に特異的であった。よって、研究者は、抗がん剤bortezomibで治療中は緑茶サプリメントを避けるべきと結論付けている。

血液内科の先生方への情報提供を薬剤師の先生方、お願いします!

 

2009年2月10日 12:54 | コメント(0) | トラックバック(0)

3日、公正取引委員会はシャンピニオンエキスの消臭効果表示について、科学的根拠がないとして、景品表示法違反の認定をしました。こちらから

シャンピニオンエキスは、西洋マッシュルームの一種から抽出されたもので、腸内細菌そうのバランスを改善し、口臭や体臭、便臭を抑える効果があるものとして、8年ほど前から商品化されていたものです。

今回、科学的根拠が認められず、不当表示とされました。各社は、効果の根拠となる資料を提出したとのことですが、認められなかったみたいですね。

どんな文献だったのか、ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!

シャンピニオンは、前から、アメリカのnatural medicines database や Pubmed検索でも引っかかりませんでしたね^^;日本ならではの成分だったのでしょうか???

そういう成分、まだまだありますよね・・・

安全性に問題なく、健康被害はなかった・・・とのことですが、それが唯一の救い??

 

2009年2月 3日 19:56 | コメント(1) | トラックバック(0)