こんにちは。
桜も散り始め、新緑がきれいになりつつあります。
新年度もはじまり、フレッシュマンも周りにたくさん入られてきましたか?
私もこの4月から5年間勤めた統合医療ビレッジを退職し、東京女子医大関連施設のビオセラクリニックに転職しました。
クリニック内での薬剤部開設とともに、サプリメント・ハーブなどの自然療法のカウンセリングルームNathera(ナセラ)をオープンします。また、みなさまにお知らせできたらと思っています。
さて、春ということで「何かを学ぼう!」という人も多いかと思います。
皆さんは、何を学ばれますか?今春スタートのMSA受講者も多いようですね!
さてさて、
昨年より東京理科大生涯学習センターの講師をさせていただいておりますが、その講座のインタビュー記事が東京メトロのフリーペーパーに掲載されています。駅に置いてありましたら、お手に取ってみてください♪
この講座は、一般女性を対象とした健康講座で、「女性のためのハーブ&サプリ自然療法」という内容の全3回です。昨年受講していただいた方は、30~60代。特に40代の更年期、メタボ、ガンの心配をされている女性の方が多く集まりました。そこで、予防的に使用できるハーブティー、食材、生活習慣のお話をさせていただきましたが、何かひとつでも継続して生活に取り入られる方法を、各人が始められています。(6月講座は3月に定員いっぱいで受け付け終了しました)
講座を開催して思ったことは、一般の人は「とんでもない」ことも、時にしてしまうことを改めて知ったことです。
たとえば薬局で、座薬の挿入説明をするとき、「アルミを剥いて・・・」なんて省いてしまいますよね。その結果、あの包装のまま、入れてしまう人がいたり・・・など、「えっ~~~!???」って思うことをしてしまう人がいるんです。
ハーブやサプリメントの世界では、こんなこと以上にいろんなパターンで起こっています。
「イチョウ葉のお茶がいいと聞いたから、拾いに行って、煎じて飲んだら湿疹がでた。」
「庭のハーブをお風呂に入れたら湿疹がひどくなった。」などなど
自然に手に入りやすい名前だと、そのものを使用してなんとかしようっていう一般の人、本当に多いです。
薬剤師が一般に人に何かを説明するとき、目線をかえて話す必要があるということを学びました。伝えたいことが、相手に伝わったのか、もう一度、本人の口からリピートしてもらうのが、一番いいのでしょうが。