医療機関向け専門情報紙、メディカルニュートリション(CMPジャパン株式会社)でNathera(ナセラ)ことが一面記事になりました。
東京女子医大関連施設である「ビオセラクリニック」内に、FC展開される自然療法施設であるナセラが開設されたことは、業界でも大きな話題になっているようです。
私は、院長の谷川啓司先生のもと、クリニック内で従来の薬剤業務のほかにナセラでのメディカルサプリメントアドバイザーとして勤務しています。
クリニックには、現在、サプリメントやハーブを飲んでいるけど、これでいいのかしら?という不安、飲みたくて探しているけどどのような製品が自分にあっているのか分からない…といった様々な患者さんがいます。
そこで、究極の患者サービスである「カウンセリングルーム ナセラ」が開設されたわけです。
ナセラでは、カウンセリングがメインです。
ナセラ専用カルテを作成し、一般カルテとは違う 「もっと生活に密着した内容」を深く聞き込み、記載していきます。
食事内容や食事の時間、運動、薬歴(処方薬以外にも、OTC、サプリメント、普段の飲料水まで・・・)、家族歴、嗜好品、アレルギー歴、現病歴、症状などなど聞き込みます。
それによって、現在飲んでいるサプリメントに 「相互作用の心配がないか」 「病歴から摂ってはいけない素材でないか」 「術前・ケモ・放射線療法の注意事項」 などなど、それぞれの患者さんに必要な情報をお伝えします。
⇒MSAを受講された先生方は、各サプリメント各論の禁忌や相互作用をチェックしてください
先日、カウンセリングに訪れた患者さんは、高齢のおばあちゃまでした。よく新聞広告でみるサプリメントを注文し、飲まれていました。その広告には、「疲れている方」「血流の悪い方」・・とあったため、自分がそうだと思い購入されました。高齢だからと、ラベルにある量の半分を摂取していたのですが。。。
飲むとどうしても、調子が悪い(体がカッ~とする、ふらふらする)のですが、半年飲み続けていました。
その方は、狭心症疾患患者で、ヘルベッサーRを服用中でしたから、その素材と相加作用で、ふらつき感が強くでてしまってたようです。
いい素材でも、適材適所でなければ、サプリメントは害になってしまうこともあるので、これからも啓蒙活動していけたらうれしいです。
また、ナセラもFC展開され、メディカルサプリメントアドバイザーの認定を受けた先生方の職場範囲が広くなる可能性を期待しています!!!