日経DI3月号の特集は、「癌の患者さんに薬局ができること」です。病棟薬剤師であれば、院内で患者さんとのコミュニケーションもとりやすく、薬物療法のことから心理的なことまでかかわれることが多い分野ですが、薬局ではなかなか難しい・・・ということで、特集が組まれたそうです。
私は、クリニックの薬剤師という立場で、今やっている業務についてお話ししました。東邦大学病院にいた間、3年ほどガン患者さんを受け持ち、前職の統合医療ビレッジから現職のビオセラクリニックで、ガン患者さんとそのご家族と接しています。そのなかで、薬剤師ができることって、なんなのか。。。常に考えています。
西洋医学の3大療法をレジメンン通りにする病院と患者さんの間には、コミュニケーション不足が常にあるのが現状で、薬剤師は双方の中間位置にあるように思います。化学療法の副作用に悩む患者さんは、医師にそれを伝えられなかったり、痛みのコントロールが不十分だったり、また余命や生存率を突き付けられて、精神的にダメージを受けていくのをいつも目の前で見ています。
特集では、服薬支援のポイントがわかる書籍や薬局に置きたい患者向け書籍やパンフの案内も載っています。関心のあるかたは、ぜひお読みくださいませ。
桃の節句も終わり、もうすぐ春です♪ 今年も私のテーマは「メンタルケア」&「緩和医療」。研修も頑張らなきゃ!
愛犬ココにもピンクのお洋服を着せてみました♪(スミマセン・・・親ばかです^^;)
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