4年前の今頃、ドイツ・フランクフルトの東、エアランゲンという町で、自然療法の研修を受けていました。すごい田舎町で、ホテルやレストランが1件ほどある程度。周りは、すばらしい田園風景で、自然のエネルギーあふれるところでした。
講師はペーター・ゲルマンさんで、ドイツの国家資格である『ハイルプラクティカー』、自然療法士。
ドイツの自然療法士は、医師と同様に診断や治療も可能な職業で、代替療法や伝統医療を中心におこなう人を言います。
研修では、「ライゼンクア」「顔診断シュスラー塩」「植物とアロマを使った水浴療法」「シップの方法」「ハーブウォッチング」を行いました。ドイツは、伝統的なハーブ療法が継続していて、人々も植物のもっている効能を利用して、予防や治療に使っているのです。
「ホメオパシーの父」と言われるハーネマン。 「水療法」で有名なクナイプもドイツ人です。
顔診断シュスラー塩は、、、ここで説明するのはとても難しいので、ご興味のある方はこの本がおすすめです。
シュスラー塩(ティシューソルト)とは、
ティッシュー・ソルトは120年以上も前から創始されたもので、今では安全で効果的な療法として世界中で用いられている、ヨーロッパ発祥の生化学的医療体系のひとつ。日本では「組織塩」と呼ばれている。医師であり、生化学者であったウイルヘルム・ハインリッヒ・シュースラー博士が、ホメオパシーと融合させた研究から生み出したもの。「全ての病気は生命組織塩の不足から生じ、生命組織塩によって、すべての病気は治る」とシュスラー博士は考えました。そして細胞や組織の治療で、独自の理論を体系づけることに成功し、健全な身体の機能は「十分な無機塩(ミネラル)の摂取とその利用によるものである」と結論し、結果12種類(Mg、Ca、Na、K、Fe塩など)の最も重要な「レメディ」を発表。
ちなみに、これを日本で入手するのは困難。日本では、ホメオパシーも食品として輸入されていますが、これはミネラルが検出されるので、食品んともみなされないようですね。
ドイツ旅行に行かれた際、アポテーケ(薬局)をのぞいてみてください。
私は、足がつった時に「Mg Phos」を試したことがあります。・・・不思議と効きました・・・
ナセラでは、ドイツにある 『マリエン薬局』 と提携していますが、メディカルハーブだけでなく、ホメオパシーやハーブチンキ、時には野菜も治療に使うことを教えています。
ジャガイモ湿布とか、玉ねぎ湿布なんかも。。。おばあちゃんの知恵袋みたいなものですね。