今年、「○○○疾患とビタミンD」という論文が多く発表されました。
認知症とビタミンD
うつ病とビタミンD
乳がんとビタミンD
膀胱がんとビタミンD
メタボとビタミンD
大腸腺腫とビタミンD・・・などなど本当にたくさんの論文です。
血中ビタミンDが低値ですと、いろいろな疾患のリスクがあがっていることが多く、たちまち注目されてきたビタミンD。
アメリカでは、サプリメントとして1000~2000IU摂っている専門家も多くいるくらいです。
11月30日、「 Institute of Medicine 」で、新しいアメリカでのビタミンD推奨摂取量が発表になりました。
1~70歳 600IU(15μg)
70歳以上 800IU(20μg)
上限 4000IU(100μg)
日本では、100IU~200IUが推奨摂取量のため、かなりの差がみられます。
ビタミンDサプリメントと疾患の関係は、まだエビデンスが不足な段階にあります。あくまでも、血中濃度が低いことがいけないという発表です。
これからの臨床試験に注目です。
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